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2017-08-06

日系4世の方の入国規制が緩和される予定です


先週、法務省が一定の要件を満たした日系4世の方に対する日本への入国を容易にする方針を固めました。

日本には現在、群馬県や静岡県など、製造業等の工場で働く日系ブラジル人が多いことで有名ですが、そのほとんどは日系2世、3世といった「定住者」という就労制限のない在留資格が与えられた方がほとんどです。

現行法上、日系4世の方が「定住者」を取得するには、➀1年以上の定住者の在留資格を持つ親による扶養を受けており、かつ➁未成年で未婚であることが条件です。

その改正案として、対象者はワーキングホリデーと同様、18歳~30歳までの方で、日本語能力も来日時はN4程度、在留資格更新時はN3程度が求められる予定です。また、滞在中は就労可能な「特定活動」を付与するとのことですが、家族の帯同は認めない方針のようです。

この改正案の目的ですが、日本に対する理解や関心を持ってもらい、将来的には現地の日系人と日本との架け橋になってもらうことを掲げておりますが、やはり現在の日本の少子化による労働力が不足している状況を補う側面も否めないというのが個人的な感想です。

制度は異なりますが、「技能実習制度」も日本で学んだ技術を帰国後に現地で活かすという目的が、ただの労働力不足を補うという本末転倒な目的状態になっていることがしばしばメディア等でも取り上げられており、日本と現地との架け橋どころか、日本を逆に嫌いになって帰っていくという外国人の方もいるようです。

ですから、個人的には、そういう門戸を広げる以上は、外国人が働きやすく、キチンと受け入れる状態が整った段階で受け入れることが大事だと思っております。そうしなければ、結局、技能実習生制度と同じような状態になりかねないからです。

いずれにしても、改正までにまだ期間があるので、その間にパブリックコメント等により様々な要素が盛り込まれるかもしれませんので、改正案の行方を注視していきたいと思っております。

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