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2017-07-09

雇用後の管理の重要性


先日、ある外国人の方から相談がありました。

その方は、日本がEPA(経済連携協定)を結んだことにより来日した、ある東南アジアの国の方です。そして、現在神奈川県のある介護施設で働いて、3年目になるそうです。

日本では2017年9月より「介護」のビザが本格的にスタートしますが、その方の話を聞く限りでは、やはり外国人を雇用した後の雇用者側の管理がいかに重要なのかということが感じ取れました。どうも、施設の方からの暴言や勤務内容がかなり酷で、もう母国に帰りたいと訴えてました。

何かこういう話を聞くと、ビザをサポートする側の人間としてはとても悲しい気持ちになりました。結局、まだまだ外国人を日本人の代用として使い、人手不足の解消としてしか見てないということが垣間見えます。

EPAにより介護施設で働く外国人の就労期間は4年で、最終年には介護福祉士の国家試験に合格しなければなりません。もし、合格できなければ帰国しなければなりませんが、その国家試験をサポートしてくれる場所も施設から遠い場所にあり、あまり勉強時間も確保できないとのことのようです。仮に、国歌試験に合格しても帰ってしまう方も多いようです。

ちなみに、相談に来た方も肉体的にも精神的にも追い詰められて、国家試験に受かるのはもう諦めているようでした。ただ、施設側が受け入れた外国人の方に働きやすい環境づくりをしていたら、その方も私に相談などに来なかったかもしれません。

雇用者の方は早く外国人の方を採用したいという面だけに意識がいきますが、それと同じくらい雇用後の管理運用の重要性も大切にしてほしいと改めて思いました。やはり、日本人とは全く異なる生活環境、文化で育ったわけですから。

当然、日本人にとって当たり前のことであっても、外国人にとっては全く当たり前でないということが出てくるのは必然的なことだと思います。テレビ等のメディアでも報道されているように、日本は今後どんどん労働人口が不足して、外国人労働者に頼らざるを得ない状況になりつつあります。業界によっては、もう既にそういう状況になっているところもあるようです。

せっかく貴重な時間を用いて入管より就労ビザを得ても、雇用後にすぐに辞められては本末転倒の状況になってしまい、雇用した会社にとっても、雇用された外国人にとってもマイナスです。

先日の相談者の方の話を聞いて、今後外国人を雇用したいと考えている雇用主の方には、その外国人の方を雇う必要性の重要さ及び雇用後の管理の重要性を考えて頂きたいと改めて思いました。

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