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2018-08-26

技能ビザ更新時の注意点


本日は技能ビザの更新時の注意点です。

今回の依頼者はインド料理のコックとして来日して、自分で更新申請をして不許可になった方です。そのため、特定活動ビザとなり、どうすればいいのかわからなくなったために相談に来ました。そして、詳しくヒアリングをすると、確かにそれでは更新できないと腑に落ちるケースでした。

したがって、新しい就職先を見つけて頂き、特定活動ビザ(出国準備)から技能ビザへの在留資格変更許可申請手続をして2ヶ月ほどで無事に許可となりました。技能ビザは技術・人文知識・国際業務ビザと並ぶ就労ビザの代表的なものですが、今回のような事案に出くわすと自分でも気づかない視点がありましたので、本日はそれを書きたいと思います。

技能ビザであれば何でも作れるのか?

日本には中華料理、インド料理、タイ料理等の外国料理店が現在数多く見られます。そして、その外国料理店でコックとして働いている方はほとんどが「技能ビザ」です。技能ビザとは、熟練した技能を要する業務に従事する活動に対して与えられるビザで、コックの場合は外国で10年以上(※タイ料理の場合は5年)の経験がなければなりません。例えば、中華料理の場合は中華料理人としての経験が10年以上、インド料理の場合はインド料理人としての経験が10年以上必要となります。

つまり、中華料理のコックは中華料理だけ、インド料理のコックはインド料理だけしか作ってはいけないのです。ところが、今回の依頼者はインド料理のコックとして来日しているにもかかわらず、ダイニングカフェバーで創作イタリアンをメインで作っていたというのですから、更新不許可になるのは当然なのです。

また、在留資格制度に詳しくない会社の採用担当者が外国人のコックを雇おうとする場合に外国人の巧みな口車に乗せられて、「技能ビザはコックのビザだから何を作っても大丈夫です」という言葉を信じて知らず知らずのうちに「資格外活動」に加担していたというケースもこれまでに見受けられました。この場合、ケースバイケースによりますが、その外国人だけでなく雇用した会社も入管法違反で処罰の対象になりますので、在留資格制度に詳しくない方は外国人を雇用する場合、外国人の言葉を鵜呑みにせずに必ず入管や入管専門の行政書士に相談して入管法に違反しないよう注意しなければなりません。

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